ワクチン・予防接種・抗体検査

予防接種・ワクチン・抗体検査

2019年度インフルエンザワクチンについて

2019年度のインフルエンザワクチンは10月初め頃から入荷予定です。まだ出荷が始まっていないため、ご予約は受付しておりませんが、入荷され次第、ご予約を受付いたします。
また、在庫がございましたら、ご予約無しでも接種いたしますので、お気軽にご相談ください。

当院で予防接種をご希望される方へ

当院では下記の予防接種を取り扱っております.ただしワクチンは在庫していないものもありますので.ワクチン接種を希望される方は,あらかじめお電話かお問い合わせからご連絡をお願いいたします.

当院では,積極的にワクチンの同時接種を行い,通院回数を少なく出来るように工夫しております.

また,単に問診を取るだけではなく,留学前や海外出張前のワクチン接種の前に,これまでの接種歴や出先について伺い,適切なワクチン計画についてご相談いたします.

ワクチン予約電話番号:0797-61-5335

当院でお受けいただける定期予防接種

  • 小児定期予防接種(ジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオ(四種混合)ワクチン,麻しん風しんワクチン,日本脳炎ワクチン,ヒブ(Hib)ワクチン,肺炎球菌ワクチン,子宮頸がん(ヒトパピローマウイルス)ワクチン,B型肝炎ワクチン,水痘ワクチン)
  • 高齢者予防接種(肺炎球菌ワクチン,インフルエンザワクチン)
  • 第5期 風しん定期予防接種および抗体検査(詳細は「風しん 抗体検査・第5期定期予防接種」のページをご参照ください).
  • その他(水痘・帯状疱疹ワクチン、狂犬病ワクチン、A型肝炎ワクチン、ムンプス(おたふくかぜ、流行性耳下腺炎)ワクチンなど)

予防接種に関する情報

現在当院独自の情報提供ができるように準備中です.適切な情報サイトは多数ございますが,「Know! VPD!」と「こどもとおとなのワクチンサイト(日本プライマリ・ケア連合学会)」のウェブサイトをご紹介させて頂きます.

KNOW-VPD!VPDを知って、子どもを守ろう

高齢者の肺炎球菌ワクチン

「肺炎球菌」というのは細菌の一種で,その名の通り肺炎の原因となる細菌です(他の菌が原因のこともあります).しかし,子供では髄膜炎という感染症を起こしたり,高齢者では血液中に菌が侵入してしまう侵襲性肺炎球菌感染症という重大な感染症も引き起こし,高齢者の多くの死亡原因を作っている恐ろしい病原体です.

肺炎球菌ワクチンには,23価肺炎球菌莢膜サッカライドワクチン(PPSV23,商品名:ニューモバックス)と13価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV13, 商品名:プレベナー13)の2種類があります.高齢者に対して接種の案内が届くのは前者のPPSV23(ニューモバックス)です.65,70,75,80,85,90,95,100歳の方に対しては,初回の接種に対してワクチン費用4,000円の補助があります.初回接種から5年以上後の再接種が可能となっています(5年以内の再接種は,接種により注射部位の疼痛、紅斑、硬結等の副反応が、初回接種よりも頻度が高く、程度が強く発現すると報告されていることから控えるべきとされています).

注意すべきこととして,65歳以上のニューモバックスの接種は定期接種ではありますが,B類疾病という扱いで,行政の勧奨はなく,基本的には任意接種です(打つか打たないかは個人の自由です).

それでは,肺炎球菌ワクチン(ニューモバックス)による有用性と副反応はどういうものでしょうか.またどのような方が接種を受けるべきでしょうか.

肺炎球菌ワクチンの有用性

  • 高齢者においても,23種類の肺炎球菌に対する抗体産生が期待できる
  • 肺炎の発症,肺炎による入院,肺炎による死亡の可能性が減ることが期待できる
  • 重大な肺炎球菌感染症が減ることが期待できる.

肺炎球菌ワクチンの副反応

肺炎球菌ワクチン接種では、接種部位の痛み・赤み・腫れ、筋肉痛、だるさ、発熱、頭痛などの副反応がみられることがあります。

がん患者に対する肺炎球菌ワクチン

よく質問されることに,「がんに掛かっている(がんの抗がん剤治療を受けている,または治療は終わって経過観察している)が,肺炎球菌ワクチンを受けてもよいか? 受けても意味があるか?」というものがあります.

がん患者さん(特にリンパ腫や白血病などの血液がんの患者さんや,脾臓を取ってしまった患者さん)は免疫が低下しており,肺炎球菌に感染する可能性も,「侵襲性肺炎球菌感染症」という命に関わる危険が感染症にかかる可能性が高くなっています.特に「侵襲性肺炎球菌感染症」に対するワクチン効果は,一般的な高齢者でワクチン効果が65%あるところ,がん患者さんでは20%と低いのですが,それでも予防効果はあり,がん患者さんは肺炎球菌ワクチンを接種すべきと考えられます.また,肺炎球菌ワクチンとインフルエンザワクチンをどちらも接種することでさらに予防効果は高まるので,がん患者さんは,両者を接種しておくべきと考えられます.

肺炎球菌ワクチンを接種すべき方

基本的には65歳以上の方は,接種を検討されることをお勧めします.
補助は,65,70,75,80,85,90,95,100歳の年にしか受けられませんので,健康な方であれば,補助の受けられる年に接種するのがお得だと思います.ただ,高リスクな方(慢性呼吸器疾患やがん患者さん,脾摘をした患者さん)は,致命的な感染症の危険を下げるべきと思われるため,できるだけ早めに接種することをお勧めします.

肺炎球菌ワクチンは,個人において抗体を作って感染を予防効果もありますが,出来るだけ大勢の方がワクチンを受けることで,その地域で肺炎球菌に掛かる人が減り,それによって肺炎球菌が伝染する可能性を減らし,それによってさらに肺炎球菌に減らせる可能性がありますので,なるべく大勢の方に接種をお勧めしたいと考えております.

ワクチン費用(定期予防接種以外)

 

ワクチン 推奨される接種回数 金額(税込
インフルエンザワクチン 13歳以上:1回、13歳未満:2回 3,200円
インフルエンザワクチン(2人同時接種) 2,500円
インフルエンザワクチン(高齢者など) 1,500円
1. 65歳以上の方(接種当日までに満65歳になる方を含む)
2. 接種当日60歳以上65歳未満の方で、心臓やじん臓、呼吸器の機能に自己の身辺の日常生活活動が極度に制限される程度の障がいを有する方及びヒト免疫不全ウイルスにより免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障がいを有する方
芦屋市外の方(神戸市など)も対応いたします
MRワクチン(麻疹・風疹混合) 2回 10,000円
MRワクチン(麻疹・風疹混合,風しん予防接種費用助成を受ける場合) 2回 7,500円
風疹ワクチン(単独) 2回 5,500円
風疹ワクチン(風しん予防接種費用助成を受ける場合) 2回 4,000円
ムンプス(おたふくかぜ)ワクチン 1回 6,000円
肺炎球菌ワクチン(高齢者予防接種) 5年以上あけて2回 4,000円
肺炎球菌ワクチン(成人) 8,000円
A型肝炎ワクチン(国産) 3回 8,000円
B型肝炎ワクチン 3回(3回接種後にHBs抗体検査も行います) 6,000円
日本脳炎ワクチン 4回 5,400円
帯状疱疹ワクチン 1回 5,000円
破傷風トキソイド 3回+10年ごとに追加接種 3,000円
三種混合ワクチン(ジフテリア、破傷風、百日咳ワクチン)
※成人の破傷風ワクチン、百日咳ワクチンとしても使用しています
百日咳の追加接種としては1回

基礎免疫からの場合は4回

5,600円
四種混合ワクチン(ジフテリア、破傷風、百日咳ワクチン、ポリオ) 10,000円
狂犬病ワクチン 3回 15,000円

ワクチン接種時の診察料・接種記録作成料は不要です(上記料金のみ頂戴致します).ワクチン計画のための面談の費用も不要です.

ワクチン接種履歴サンプル

ワクチン接種履歴サンプル

抗体検査

抗体 金額(税別
風しん(クーポン) 無料
風しん(HI法) 2,200円
プレママ・プレパパチェック(エッセンシャル)

麻しん・風しん・ムンプス・水痘帯状疱疹(妊娠中のご家族から妊婦に感染すると重大な合併症が生じる恐れがあるウイルスに対する抗体です.対応するワクチンがあるものに限定して調べます.)

10,000円
プレママ・プレパパチェック(推奨)

麻しん・風しん・ムンプス・水痘帯状疱疹・百日咳・トキソプラズマ・サイトメガロウイルス・パルボウイルスB19(妊娠中のご家族から妊婦に感染すると重大な合併症が生じる恐れがあるウイルス・細菌・原虫に対する抗体を調べます.トキソプラズマ,サイトメガロウイルス,パルボウイルスB19にはワクチンがありませんが,抗体がない方は,妊娠中の暴露防止に注意が必要ということがわかります)

15,000円
麻しん・風しん・ムンプス・水痘帯状疱疹・B型肝炎(HBs抗原・HBs抗体)・C型肝炎(HCV抗体(第3世代)) 15,000円
トキソプラズマ(トキソプラズマ症にかかったことがない妊婦がトキソプラズマに感染すると,先天性トキソプラズマ症をきたす恐れがあります.トキソプラズマに対するワクチンはまだ存在しないため,陰性でもワクチン接種は出来ませんが,感染源となるガーデニングや砂場など土壌との接触、感染したネコとの接触、井戸水、わき水等の無処理の生水,生焼けの豚肉の摂取を避けるなどの対策が必要になります)5,000円 5,000円
HBs抗原・HBs抗体(※B型肝炎ワクチン接種前の抗体確認(必須ではありません)) 4,000円
HBs抗体(※B型肝炎ワクチン接種後の効果判定) 2,000円

抗体検査の診察料・報告書作成料は不要です(上記料金のみ頂戴致します).自費検査ではありますが,医療系学生の方や若いカップルの方々のご負担に配慮し,価格を抑えています.