現在、新型コロナウイルス感染症の第8波に加え、インフルエンザの流行が始まりつつあり、発熱で受診を希望される患者様が急増しております。
出来る限り発熱した患者様への対応を続けておりますが、既に外来は逼迫した状況になってきており、再びお電話も繋がらない状況になってきています。
ただ、幸いなことに、新型コロナワクチンの効果と新型コロナウイルス オミクロン株の弱毒傾向のため、重症患者はほとんど見られないようになっており、症状自体も軽微かつ短期間に済むことが多くなっています(典型的には、1〜数日で終わる38℃以上の発熱、鼻閉感、喉の痛みなど)。また、検査体制も、ドラッグストア等で抗原キットを購入できるようになっており、必ずしも診断のために医療機関を受診する必要がなくなっています。
そのため、当院では引き続きなるべく多くの発熱の患者様に対応したいと考えております、外来が逼迫した状況においては、重症化防止薬が適応となる患者様を優先的に診療すべきと考えております。
そこで、かぜ症状で受診を希望されている方であっても、外来が逼迫している状況であれば、
などにいずれにも当てはまらない場合は、抗原のセルフチェックを行うようにおすすめし、受診をお断りする場合があります。大変申し訳ございませんが、限りある医療資源ですので、ご理解とご協力の程をお願い申し上げます。